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必修問題「(思春期)第二次性徴」の重要ポイントまとめ、第112回看護師国家試験用問題

「(思春期)第二次性徴」

過去問出題回数(第100回以降):4回 

(第110回、第109回、第106回、第103回)

 

この記事では、参考書などのような長い文章はできる限り省き、過去問の分析結果からの覚えていた方がよいポイントを簡潔・明瞭に記載していきます。 

太字で記載されている部分は過去に出題されたことがある部分ですので、しっかり覚えていきましょう。 

 

「(思春期)第二次性徴」のポイント

  1. 第二次性徴に関与するホルモン
  2. 第二次性徴による変化

 

1.第二次性徴に関与するホルモン

女性の第二次性徴:卵胞ホルモン(エストロゲンの分泌によるもの。

女性は思春期になると視床下部から性腺刺激ホルモン放出ホルモンが分泌される。それにより下垂体から、性腺刺激ホルモン(卵胞刺激ホルモン、黄体形成ホルモン)が分泌されることで、卵巣からのエストロゲンの分泌を亢進する。

 

男性の第二次性徴:男性ホルモン=アンドロゲン(テストステロン)の分泌によるもの

 

2.第二次性徴による変化

女性:

  • 乳腺の発育
  • 陰毛・腋毛発生
  • 初経
  • 皮下脂肪の蓄積
  • 骨端線閉鎖

一般的に最も多い初経年齢は12歳である。

 

男性:

  • 睾丸と陰茎の発達
  • 声変わり
  • 陰毛・腋毛・ひげの発生
  • 精通
  • 筋肉の増大・骨突起の隆起
  • 骨端性の閉鎖

過半数15歳で精通を経験する。

 

 

 

 それでは、ここからは関連問題を準備したので、解いてみましょう。

 

 

 

【問題1】

男子の第二次性徴による変化はどれか。

 1.精通

 2.骨盤の拡大

 3.皮下脂肪の増加

 4.第1大臼歯の萌出

 

【問題2】

第二次性徴の発現に関与するホルモンはどれか。

 1.抗利尿ホルモン(ADH)

 2.黄体形成ホルモン(LH

 3.副甲状腺ホルモン(PTH)

 4.甲状腺刺激ホルモン(TSH)

 

【問題3】

思春期に分泌が増加するホルモンはどれか。

 1.グルカゴン

 2.オキシトシン

 3.カルシトニン

 4.アンドロゲン

 

【問題4】

初経を発来させるホルモンはどれか。

 1.卵胞ホルモン

 2.抗利尿ホルモン

 3.副腎皮質ホルモン

 4.甲状腺刺激ホルモン

 

 

みなさんいかがでしたか?

答えは一番最後に書いてますので確認してみてください。

 

 

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看護師国家試験は日々の積み重ねが一番大切です。

頑張ってるみなさんの一助となれることを心より願っております。

 

それでは国家試験合格を目指してがんばりましょー!

 

 

 

答え

【問題1】:1

【問題2】:2

【問題3】:4

【問題4】:1