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必修問題「(新生児期・乳児期)身体の発育②」の重要ポイントまとめ、第112回看護師国家試験用問題

「(新生児期・乳児期)身体の発育」

過去問出題回数(第100回以降):7回(問題数としては9問)

(第110回2問、第109回、第107回、第106回、第103回、第102回2問、第101回) 

 

前回まとめられなかった部分を今回まとめていきたいと思います。

 

この記事では、参考書などのような長い文章はできる限り省き、過去問の分析結果からの覚えていた方がよいポイントを簡潔・明瞭に記載していきます。

太字で記載されている部分は過去に出題されたことがある部分ですので、しっかり覚えていきましょう。 

 

「(新生児期・乳児期)身体の発育②」のポイント

  1. 免疫グロブリン
  2. 呼吸の型
  3. 大泉門と小泉門の閉鎖時期と異常
  4. 底出生体重児

 

1.免疫グロブリン

IgG:唯一胎盤を通過。母体からのIgGが減少し、自己で産生するようになるが、この入れ替わりの時期である生後3〜6ヶ月頃が最も少なくなるため、この時期に感染症の罹患が多くなる。

IgA:新生児はほとんど持っていない。母乳(初乳)から移行。

IgM:新生児はほとんど持っていない。

資料 さわ研究所 「これで完璧!看護国試必修完全攻略集」P 129

 

2.呼吸の型

新生児期〜乳児期腹式呼吸

幼児期:胸腹式呼吸

学童期以降:胸式呼吸

 

3.大泉門と小泉門の閉鎖時期と異常

大泉門:1歳2ヶ月〜1歳6ヶ月ごろまでに閉鎖

小泉門:生後まもなくから2〜3ヶ月ごろで閉鎖

  • 陥没:脱水症
  • 膨隆:脳圧上昇(脳腫瘍・髄膜炎脳炎
  • 閉鎖が早い時:小頭症
  • 閉鎖が遅い時:水頭症

 

4.低出生体重児

正常:2900〜3100g(満期出生時の標準値)

低出生体重児2500g未満

低出生体重児:1500g未満

超低出生体重児:1000g未満

 

 それでは、ここからは関連問題を準備したので、解いてみましょう。

 

 

 

【問題1】

乳児でIgG抗体量が最も少なくなる時期はどれか。

 1.生後0〜2ヶ月

 2.生後3〜6ヶ月

 3.生後7〜9ヶ月

 4.生後10〜12ヶ月

 

【問題2】

乳児期における呼吸の型はどれか。

 1.肩呼吸

 2.胸式呼吸

 3.腹式呼吸

 4.胸腹式呼吸

 

【問題3】

大泉門が閉鎖する時期はどれか。

 1.1ヶ月

 2.6ヶ月

 3.1歳6ヶ月

 4.3歳

 

【問題4】

低出生体重児の基準はどれか。

 1.3000g未満

 2.2750g未満

 3.2500g未満

 4.2250g未満

 

 

 

みなさんいかがでしたか?

答えは一番最後に書いてますので確認してみてください。

 

 

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看護師国家試験は日々の積み重ねが一番大切です。

頑張ってるみなさんの一助となれることを心より願っております。

 

 

それでは国家試験合格を目指してがんばりましょー!

 

 

 

答え

【問題1】:2

【問題2】:3

【問題3】:3

【問題4】:3