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必修問題「浣腸」の重要ポイントまとめ、第112回看護師国家試験用問題

「浣腸」

過去問出題回数(第100回以降):6回 

(第108回、第107回、第106回、第103回、第102回、第100回) 

 

太字で記載されている部分は過去に出題されたことがある部分ですので、しっかり覚えていきましょう。 

 

「浣腸」のポイント

  1. 浣腸の準備
  2. 浣腸の実施
  3. 関連問題(全5問)

 

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1.浣腸の準備

浣腸液:50%グリセリン(80〜100ml)

浣腸液の温度:40℃前後

 

 

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2.浣腸の実施

患者の体位:左側臥位(腸の走行に考慮して)

立位での浣腸は腸穿孔の恐れがあるため禁忌である。(重力により腸が下がり、カテーテル挿入時に腸に穴を開ける可能性がある)

カテーテル挿入の長さ:5〜7cm(10cm以上の挿入により腸穿孔の恐れあり)

挿入時:患者に口呼吸・深呼吸を促し、力を抜いくよう声掛けする。浣腸液注入後には3〜10分ほど排便を我慢するよう説明する。

 

 

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3.関連問題

【問題1】

排便を促す目的のために浣腸液として使用されるのはどれか。

 1.バリウム

 2.ヒマシ油

 3.グリセリン

 4.エタノール

 

【問題2】

成人のグリセリン浣腸液で肛門に挿入するチューブの長さはどれか。

 1.2cm

 2.5cm

 3.12cm

 4.15cm

 

【問題3】

グリセリン浣腸を実施する際、腸管穿孔の危険性が最も高い体位はどれか。

 1.立位

 2.仰臥位

 3.腹臥位

 4.左側臥位

 

【問題4】

注入時の浣腸駅の温度で適切なのはどれか。

 1.32〜33℃

 2.36〜37℃

 3.40〜41℃

 4.44〜45℃

 

【問題5】

成人患者に浣腸を行うときに、患者の体位で適切なのはどれか。

 1.ファウラー位

 2.仰臥位

 3.右側臥位

 4.左側臥位

 

 

答えへ

 

 

 

みなさんいかがでしたか? 

答えは一番最後に書いてますので確認してみてください。 

 

看護師国家試験は日々の積み重ねが一番大切です。

頑張ってるみなさんの一助となれることを心より願っております。

 

それでは国家試験合格を目指してがんばりましょー!

 

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答え

【問題1】:3

【問題2】:2

【問題3】:1

【問題4】:3

【問題5】:4

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