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必修問題「内分泌」の重要ポイントまとめ、第112回看護師国家試験用問題

「内分泌系」

過去問出題回数(第100回以降):5回 

(第111回、第105回、第104回、第101回、第100回) 

 

「内分泌系」では、内分泌腺やホルモンの名称、ホルモンの作用に関連する問題と覚える範囲が多くなっています。今回は、過去問の中から抜粋して、重要ポイントをまとめました。

太字で記載されている部分は過去に出題されたことがある部分ですので、しっかり覚えていきましょう。 

 

 

「内分泌系」のポイント

  1. 外分泌と内分泌
  2. 主な内分泌腺
  3. 下垂体前葉ホルモン
  4. 関連問題(全4問)

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1.外分泌と内分泌

外分泌

外分泌腺といわれる組織・臓器から産出された分泌物が導管をという管を通って、体表面または腸管、気管のような管腔の内面に排出されることを外分泌という。

  • 涙腺ー涙
  • 汗腺ー汗
  • 唾液腺ー唾液
  • 消化管ー膵液、腸液、胃液、胆汁など

内分泌

内分泌腺で産生されたホルモンが管を通すことなく、直接血管内に分泌されることを内分泌という。ホルモンとはホメオスタシス(生体内の恒常性)を保つために特定の内分泌細胞から分泌される化学情報伝達物質である。ホルモンは血液を介して特定の標的器官や細胞に作用し、その機能の促進あるいは抑制する。

 

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2.主な内分泌腺

視床下部

・下垂体

甲状腺副甲状腺

・副腎

・腎臓

膵臓

・卵巣

・精巣

 

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3.下垂体前葉ホルモン

下垂体は前葉と後葉に分かれている。ここでは前葉ホルモンについてまとめる。

・成長ホルモン:骨や筋に作用し、成長を促す。

副腎皮質刺激ホルモン:副腎皮質を刺激し、副腎皮質ホルモンの分泌を促す。ストレスや低血糖によって分泌される。

甲状腺刺激ホルモン:甲状腺を刺激し、甲状腺ホルモンの分泌を促す。

・性腺刺激ホルモン:ゴナドトロピンとも呼ばれ、卵胞刺激ホルモンと黄体形成ホルモンの二つがある。

・プロラクチン:乳汁の合成や乳腺の発達に関与する。

 

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4.関連問題

【問題1】

外分泌器官はどれか。

 1.副腎

 2.胸腺

 3.涙腺

 4.甲状腺

 

【問題2】

内分泌器官はどれか。

 1.乳腺

 2.涙腺

 3.甲状腺

 4.唾液腺

 

【問題3】

ホルモンを分泌するのはどれか。

 1.前立腺

 2.子宮

 3.膵臓

 4.肝臓

 

【問題4】

低血糖によって分泌が促進されるのはどれか。

 1.アルドステロン

 2.テストステロン

 3.甲状腺ホルモン

 4.副腎皮質刺激ホルモン

 

 

答えへ

 

 

みなさんいかがでしたか?

答えは一番最後に書いてますので確認してみてください。

 

看護師国家試験は日々の積み重ねが一番大切です。

頑張ってるみなさんの一助となれることを心より願っております。

 

それでは国家試験合格を目指してがんばりましょー!

 

 

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答え

【問題1】:3

【問題2】:3

【問題3】:3

【問題4】:4

 

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