必修問題「年齢別人口」の重要ポイントまとめ、第112回看護師国家試験用問題
今回は、
看護師国家試験の必修問題に頻出している
「年齢別人口」
についてまとめてみました。
「年齢別人口」における問題は必修問題として、第109回、第108回、第105回、第104回、第101回、第100回、etc、
と、ここ10年でも5回、単純計算で2年に1回は出題されています。
そして昨年度(第111回)、一昨年度(第112回)には含まれていなかったため、今年度(第112回)では出題される可能性が高いと考えています。
ですので、ぜひこの機会に覚えてしまいましょう!
「年齢別人口」の目次
統計問題は暗記するのみ、
一度暗記してしまえば、一瞬で解ける問題であるため、一般問題・状況設定問題のために時間を残すことにもつながります。
これからしばらくの間は、
2023年度(第112回)看護師国家試験対策として統計(公衆衛生)問題で出題頻度が高い問題を中心にブログに書いていこうと思うので、過去問や模擬試験の見直しをする際には参考にしていただけたらと思います。
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1.人口ピラミッドの特徴
上記の人口ピラミッドは令和元年(2019年)のものを使用しています。
日本では年齢を3つに区切って統計を出しています。
0歳〜14歳 :年少
15歳〜64歳:生産年齢
65歳〜 :老年
日本の人口を歴史的にみていくと、
終戦後の昭和22年(1947年)、から昭和24年(1949年)に第1次ベビーブームと呼ばれる時代がありました。
そして、その代の人たちが親となってこどもを生むようになった昭和46年(1971年)から昭和49年(1974年)に、第2次ベビーブームがありました。
その後は人口が少しずつ減少しています。
この特徴的な2つの膨らみのを持つ
『つぼ型』
が日本の人口ピラミッドとなっています。
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2.3区分の割合と特徴
総人口に対して3区分の割合と特徴
年少人口:約12.0%⇨減少傾向
生産年齢人口:約59.3%⇨減少傾向
老年人口※:約28.8%⇨増加傾向
※全人口に対する老年人口の割合を高齢化率ともいう
少子高齢化が続くと考えられています。
以上のポイントを押さえて覚えておきましょう。
それでは知識の定着のため、過去に出題された問題から2023年(令和5年)用にアレンジして5問準備しましたので、
上記をみながら解いてみてくださいね。
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3.関連問題
【問題1】第109回 午後問題9(アレンジ)
令和2年(2020年)の日本の人口推計10年前より増加しているのはどれか。
1.総人口 2.年少人口
3.老年人口 4.生産年齢人口
【問題2】第108回 午後問題1(アレンジ)
日本における令和2年(2020年)の総人口に占める老年人口の割合で最も近いのはどれか。
1.18% 2.28% 3.38% 4.48%
【問題3】第105回 午前問題1(アレンジ)
日本の令和2年(2020年)の生産年齢人口の構成割合に最も近いのはどれか。
1.50% 2.59% 3.65% 4.72%
【問題4】第101回 午後問題8(アレンジ)
令和2年(2020年)における日本の高齢化率はどれか。
1.8.8% 2.18.8%
3.28.8% 4.38.8%
【問題5】第100回 午後問題1(アレンジ)
日本における令和2年の人口ピラミッドはどれか。
みなさん、問題は解くことができましたか?
答えは一番最後に書いていますので確認してみてください。
看護師国家試験は日々の積み重ねが一番大切です。
頑張ってるみなさんの一助となれることを願っています。
それでは国家試験合格を目指してがんばりましょー!
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答え
【問題1】:3
【問題2】:2
【問題3】:2
【問題4】:3
【問題5】:3
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