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必修問題「職業と健康障害」の重要ポイントまとめ、第112回看護師国家試験用問題

「職業と健康障害」

過去問出題回数(第100回以降):6回 

(第111回、第109回、第105回、第104回、第102回、第100回) 

 

この記事では、参考書などのような長い文章はできる限り省き、過去問の分析結果からの覚えていた方がよいポイントを簡潔・明瞭に記載していきます。 

太字で記載されている部分は過去に出題されたことがある部分ですので、しっかり覚えていきましょう。 

 

 

「職業と健康障害」のポイント

  1. VDT作業による健康障害(第111回、第100回)
  2. じん肺(第109回)
  3. その他の代表的な職業性疾病(第104回、第102回)
  4. 業務上疾病発生件数の割合(第105回)

 

 

1.VDT作業による健康障害

VDT作業:

液晶等の画面表示機器と、キーボードやマウス、タッチ画面等の入力機 器による情報端末(=Visual Display Terminals)を使用する作業のこと。

健康障害:眼精疲労(視力障害)、頭痛、肩こり

 

 

2.じん肺

じん肺

空中に浮遊する微粒子や粉じんを吸入し続けることにって、肺に生じる疾患の総称。

環境:鉱山、炭坑、トンネル工事や建設業など粉じんの多い環境でみられる。

原因アスベスト石綿、遊離珪酸、活性炭アルミニウム、黒鉛など

 

 

3.その他の代表的な職業性疾病

 

 

4.業務上疾病発生件数の割合(令和2年、2020年)

 業務上疾病の中で最も多かったのが負傷に起因する疾病に該当する災害性腰痛であった。

 

(出典)厚生労働統計協会編「図説 国民衛生の動向2021/2020」P 111

 

 

 

 それでは、ここからは関連問題を準備したので、解いてみましょう。

 

 

【問題1】

職業性疾病のうち情報機器(VDT)作業による健康障害はどれか。

 1.じん肺    2.視力障害  

 3.振動障害  4.皮膚障害

 

【問題2】

じん肺に関する物質はどれか。

 1.フロン      2.アスベスト  

 3.ダイオキシン類  4.ホルムアルデヒド

 

【問題3】

日本の令和2年(2020年)における業務上疾病で発生件数が最も多いのはどれか。

 1.振動障害 

 2.騒音による耳の疾患  

 3.負傷に起因する疾病  

 4.じん肺症及びじん肺合併症

 

【問題4】

振動が原因となる職業性疾病はどれか。

 1.中皮腫   2.熱中症  

 3.高山病  4.白ろう病

 

【問題5】

炭坑従事者に起こりやすい職業性疾患はどれか。

 1.潜函病   2.じん肺  

 3.中皮腫  4.白ろう病

 

 

みなさんいかがでしたか?

答えは一番最後に書いてますので確認してみてください。

 

 

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看護師国家試験は日々の積み重ねが一番大切です。

頑張ってるみなさんの一助となれることを願っています。

 

それでは国家試験合格を目指してがんばりましょー!

 

 

 

答え

【問題1】:2

【問題2】:2

【問題3】:3

【問題4】:4

【問題5】:2