過去問出題回数(第100回以降):6回
(第109回、第108回、第106回、第103回、第101回、第100回)
この記事では、参考書などのような長い文章はできる限り省き、過去問の分析結果からの覚えていた方がよいポイントを簡潔・明瞭に記載していきます。
太字で記載されている部分は過去に出題されたことがある部分ですので、しっかり覚えていきましょう。
- 守秘義務(第109回、第103回、第101回)
- 業務従事者届出の義務(第108回、第106回、第100回)
1.守秘義務
看護師に限らず、すべての医療従事者は、いかなる理由があっても業務上知り得た人の秘密を他に漏らしてはならない。
保健師助産師看護師法第42条の2:
保健師・看護師又は准看護師は、正当な理由がなくその業務上知り得た人の秘密を漏らしてはならない。保健師_看護師又准看護師でなくなった後においても同様とする。
2.業務従事者届出の義務
保健師助産師看護師法において、医療従事者の実態把握をするため2年ごとの提出が義務付けられている。
第33条:業務に従事する保健師、助産師、看護師、准看護師は、厚生労働省令で定める2年ごとの年の12月31日現在における、氏名、住所などの定められた事項を、翌年1月15日までに勤務地の都道府県知事に届けなければならない。
それでは、ここからは関連問題を準備したので、解いてみましょう。
【問題1】
保健師助産師看護師法で規定されている看護師の義務はどれか。
1.研究をする。
2.看護記録を保持する。
3.看護師自身の健康の保持増進を図る。
4.業務上知り得た人の秘密を漏らさない。
【問題2】
業務に従事する看護師は、( )年ごとに保健師助産師看護師法に定める届出をしなければならない。
1.1 2.2 3.3 4.4
【問題3】
看護師の行動で適切なのはどれか。
1.看護計画を立案するために診療録を自宅へ持ち帰った。
2.看護記録に誤りを見つけたので修正液を使って修正した。
3.患者の友人から病状を聞かれたので答えられないと説明した。
4.患者の氏名が記録された看護サマリーを院外の研修で配布した。
【問題4】
看護師の業務従事者の届出の間隔として規定されているのはどれか。
1.1年 2.2年 3.5年 4.10年
みなさんいかがでしたか?
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看護師国家試験は日々の積み重ねが一番大切です。
頑張ってるみなさんの一助となれることを心より願っています。
それでは国家試験合格を目指してがんばりましょー!
答え
【問題1】:4
【問題2】:2
【問題3】:3
【問題4】:2