必修問題「水気、大気、土壌」の重要ポイントまとめ、第112回看護師国家試験用問題あり
「水気、大気、土壌」
過去問出題回数(第100回以降):5回
(第110回、第107回、第106回、第105回、第103回)
この記事では、参考書などのような長い文章はできる限り省き、過去問の分析結果からの覚えていた方がよいポイントを簡潔・明瞭に記載していきます。
太字で記載されている部分は過去に出題されたことがある部分ですので、しっかり覚えていきましょう。
「水気、大気、土壌」のポイント
1.大気汚染物質の種類と特徴
・硫黄酸化物(例:二酸化硫黄など)
・窒素酸化物(例:二酸化窒素など)
・浮遊粒子状物質(10μm以下の粒子のこと)
PM2.5は微小粒子物質のうち、粒子径が2.5μm以下のものをいう。
・光化学オキシダント(オゾンなど)
炭酸水素や窒素酸化物などが紫外線により化学反応を起こしてできる。
2.地球温暖化の原因
大気中に放出される二酸化炭素やフロンは温室効果ガスとも呼ばれ、地球温暖化の原因となる。
レジオネラ肺炎:
レジオネラ菌は本来、河川や土壌等の自然環境に生息しているが、家庭用24時間風呂や循環式浴槽を持つ共同入浴施設の浴槽内でも容易に増殖し、汚染された水から何らかの形で体内に入るとレジオネラ肺炎を引き起こすことがある。
それでは、ここからは関連問題を準備したの、解いてみましょう。
【問題1】
大気汚染物質の二酸化硫黄(SO2)について正しいのはどれか。
1.発がん性がある。
2.じん肺を引き起こす。
3.酸性雨の原因物質である。
4.不完全燃焼によって発生する。
【問題2】
光化学オキシダントの原因物質はどれか。
1.ヒ素 2.フロン
3.窒素酸化物 4.ホルムアルデヒド
【問題3】
1.酸素 2.水素
3.窒素 4.二酸化炭素
【問題4】
循環式浴槽の水質汚染によって発生するのはどれか。
1.B型肝炎
2.マラリア
3.レジオネラ肺炎
4.後天性免疫不全症候群(AIDS)
【問題5】
大気汚染物質はどれか。
1.フロン
2.カドミウム
3.メチル水銀
みなさんいかがでしたか?
答えは一番最後に書いてますので確認してみてください。
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看護師国家試験は日々の積み重ねが一番大切です。
頑張ってるみなさんの一助となれることを願っています。
それでは国家試験合格を目指してがんばりましょー!
答え
【問題1】:3
【問題2】:3
【問題3】:4
【問題4】:3
【問題5】:4