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必修問題「(新生児期・乳児期)身体の発育①」の重要ポイントまとめ、第112回看護師国家試験用問題

「(新生児期・乳児期)身体の発育」

過去問出題回数(第100回以降):7回(問題数としては9問)

(第110回2問、第109回、第107回、第106回、第103回、第102回2問、第101回) 

 

上記の項目の問題に関しては、一回の試験で2問出題されることもあり、出題確率がとても高い。しかし、出題範囲が広く、多数の重要ポイントがあるため、2回に分けて重要ポイントをまとめたいと思います。

 

この記事では、参考書などのような長い文章はできる限り省き、過去問の分析結果からの覚えていた方がよいポイントを簡潔・明瞭に記載していきます。

太字で記載されている部分は過去に出題されたことがある部分ですので、しっかり覚えていきましょう。 

 

「(新生児期・乳児期)身体の発育①」のポイント

  1. 新生児や乳児に見られる反射
  2. 乳歯について
  3. 身長・体重の増加の目安

 

1.新生児や乳児に見られる反射

(1)原始反射の種類と消失時期

  • モロー反射:生後3〜4ヶ月頃に消失
  • 手掌把握反射:生後4ヶ月頃に消失
  • 足底把握反射:生後9〜11ヶ月頃に消失
  • 緊張性頚反射:生後4ヶ月頃に消失
  • 足踏み反射:生後1〜2ヶ月頃に消失
  • 吸啜反射:生後4〜5ヶ月頃に消失
  • 口唇探索反射:生後4〜5ヶ月頃に消失
  • バビンスキー反射:2歳頃までに消失

(2)その他の反射出現時期

  • パラシュート反射:生後8〜9ヶ月頃から始まり、生涯にわたってみられる。
  • 視性立ち直り反射:生後6ヶ月頃に現れ、生涯継続する。

2.乳歯について

  • 生後6ヶ月頃に、下顎乳中切歯から生え始める。
  • だいたい、1歳で8本、2歳半全20本が生えそろう。個人差が大きい。

3.身長・体重の増加の目安

  • 身長:生後1年で出生時の約1.5倍。
  • 体重:生後3〜4ヶ月で約2倍、生後1年で約3倍。

 

 

 それでは、ここからは関連問題を準備したので、解いてみましょう。

 

【問題1】

原始反射はどれか。

 1.手掌把握反射

 2.視性立ち直り反射

 3.パラシュート反射

 4.Landau(ランドー)反射

 

【問題2】

乳歯が全て生えそろったときの本数はどれか。

 1.16本

 2.20本

 3.24本

 4.28本

 

【問題3】

標準的な発育をしている乳児の体重が出生時の体重の約2倍になる時期はどれか。

 1.生後3ヶ月 

 2.生後6ヶ月

 3.生後9ヶ月

 4.生後12ヶ月

 

【問題4】

出生時からみられ、生後3ヶ月頃に消失する反射はどれか。

 1.足踏み反射

 2.パラシュート反射

 3.モロー反射

 4.バビンスキー反射

 

【問題5】

乳歯がすべて生えそろう年齢はどれか。

 1.0〜1歳

 2.2〜3歳

 3.4〜5歳

 4.6〜7歳

 

みなさんいかがでしたか?

答えは一番最後に書いてますので確認してみてください。

 

 

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看護師国家試験は日々の積み重ねが一番大切です。

頑張ってるみなさんの一助となれることを心から願っております。

 

 

それでは国家試験合格を目指してがんばりましょー!

 

 

答え

【問題1】:1

【問題2】:2

【問題3】:1

【問題4】:3

【問題5】:2