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必修問題「運動系①」の重要ポイントまとめ、第112回看護師国家試験用問題

「運動系①」

過去問出題回数(第100回以降):6回 

(第111回、第109回、第107回、第105回、第103回、第100回) 

 

この記事では、参考書などのような長い文章はできる限り省き、過去問の分析結果からの覚えていた方がよいポイントを簡潔・明瞭に記載していきます。 

太字で記載されている部分は過去に出題されたことがある部分ですので、しっかり覚えていきましょう。 

 

「運動系①」のポイント

  1. 関節の種類
  2. 股関節の動き
  3. 随意筋と不随意筋
  4. 前腕の骨
  5. 脊柱
  6. 関連問題全5問

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1.関節の種類

蝶番関節:蝶番のように一面的な動き(屈曲、伸展)ができる関節。⇨肘関節、足関節、膝関節など

球関節:球状の一方の骨頭が他方の丸い凹みにはまる。回旋を含むあらゆる方法の動きが可能で、最も自由に動く関節。⇨肩関節股関節など

車軸関節:円形の骨の環にはまり、その長軸を回る動きが可能な関節。⇨上下の橈尺関節、正中環軸関節など

顆状関節:卵形の骨の関節面が他方の骨の楕円形の凹みにはまり、左右・前後の動きが可能な関節。⇨顎関節、中手指節間関節など

鞍状関節:両方の関節面が鞍状の凹凸を持つ関節。⇨母子手根中手関節など

平面関節:関節面が平らで、わずかに滑ることができる関節。⇨手根骨間関節、椎間関節など

 

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2.股関節の動き

屈曲・伸展

 

 

外転・内転

外旋・内旋

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3.随意筋と不随意筋

随意筋:自分の意志で動かすことのできる筋肉。

⇨骨格筋(大殿筋、ヒラメ筋、僧帽筋上腕二頭筋など)

不随意筋:自分の意志では動かせない筋肉。

⇨心筋、平滑筋(内臓や血管の壁に存在する筋肉)

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4.前腕の骨

前腕とは肘から手首までの部分のことで2本の骨がある。外側(親指側)を「橈骨」といい、内側(小指側)を「尺骨」という。

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5.脊柱

脊柱は椎骨と呼ばれる骨が連結したものである。

(頭部から)

・頸椎(個の椎骨)

・胸椎(12個の椎骨)

・腰椎(個の椎骨)

仙骨(複数の仙椎が1つに癒合)

・尾骨(複数の尾椎が癒合)

 

 

 

 それでは、ここからは関連問題を準備したので、解いてみましょう。

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【問題1】

球関節はどれか。

 1.肩関節

 2.膝関節

 3.下橈尺関節

 4.手根中手関節

 

【問題2】

股関節の運動を図に示す。内転はどれか。

 

【問題3】

不随意筋はどれか。

 1.心筋

 2.僧帽筋

 3.大殿筋

 4.ヒラメ筋

 

【問題4】

前腕の図を示す。矢印で示す骨はどれか。.

 1.腓骨

 2.橈骨

 3.脛骨

 4.尺骨


【問題5】

脊柱で椎骨が5個なのはどれか。

 1.頸椎

 2.胸椎

 3.腰椎

 4.尾骨

 

答え

 

 

みなさんいかがでしたか?

答えは一番最後に書いてますので確認してみてください。

 

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看護師国家試験は日々の積み重ねが一番大切です。

頑張ってるみなさんの一助となれることを心より願っております。

 

それでは国家試験合格を目指してがんばりましょー!

 

 

 

 

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答え

【問題1】:1

【問題2】:3

【問題3】:1

【問題4】:2

【問題5】:3